講座報告」カテゴリーアーカイブ

連続講座:相談、問合せが多い「日常生活の事故・トラブルの事例と対策」

元気なコミュニティ協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座

令和4年7月23日 10時~12時 町民センター

「日常生活の事故・トラブルの事例と対策」

           有限会社 ベストプラン社長 安藤 薫氏

安藤氏の仕事は、損害保険・生命保険のプロフェッショナル代理店。保険加入や保険を使う一歩手前の、保険に関する情報提供業であり、相談窓口として幅広い声に応える。35年の経験値から、最近増えた事例と対策について、トラブルに巻き込まれないための知識を伝えていただいた。

特に、帰宅後に確認してほしい、と強調した事項は「個人賠償責任特約」。かなり幅広く使える内容になっているとのこと。また、今増えているのは住宅トラブル。保険が使えます、という話しで個別に訪問してくる業者がトラブルを起こすケースがあるらしい。特定業者とも呼ばれるそうだがその判断は難しい。保険が使えるのかどうかということは直接保険会社に連絡すれば相談に乗ってくれるのでそちらがお薦めとのこと。ほか、ドライブレコーダー、自転車保険、天災についてなどの話もあり参加者にはご自分の生活に合わせて情報を持ち帰っていただけたと思います。

また、自動車保険に関しては話始めれば1日では足りないぐらいだそうですが、これからは自動車保険に依存する時代ではない、と話されたことから、それだけ今までは多かったのか、と知る事になりました。変化が激しい時代で、保険の法律も改訂が目まぐるしいので、とにかく何かあったら「相談できる人」を置いておくことが大事だ、というのを最後に繰り返し話された。

この記事は、根岸さんがFacebookに投稿されたものを転載しました。

連続講座「二宮・全16古道」

元気なコミュニティ協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座 

令和4年7月9日 10時~12時 町民センター

 「二宮・全16古道」

     前町文化財保護委員 露木 泰彦氏    

 露木氏は生涯学習センターラディアンで行われている町民大学の第1期生でもあります。古道を歩く会も続けながら得てきた幅広い知識で、史実に忠実でありながら豊かな想像力に満ちたお話は魅力あるものでした。

 講座は「みち」に当てはまる漢字、道、路、途などおよそ20個ほどを挙げて、少しずつ違う意味を説明するところからスタートしました。「みちとは何ぞや」という問いの世界に誘われ、二宮の主な古道18本の持つ歴史それぞれは1回では覚えきれないほどの情報量。  

 大名行列が歩いた“東海道往還”、大名行列を避ける利便性があった“中道”、いざ鎌倉!で使える軍事用道路の“鎌倉古道”、物流にも活躍した“曽屋往還”などなど。

 当日配布資料(残数部)だけなら次回の講座(7/23)にお越しいただければお渡しできるかもしれません。参加者42名+スタッフ。2時間をオーバーしての講義、ありがとうございました。

HPは「ゲンコミ」で検索を😊

この投稿は、根岸さんがFacebookに投稿されたものを転載しました。

連続講座「もっと詳しく知りたい 川勾神社」

元気なコミュニティ協議会 生涯学習講座 令和4年6月25日 10時~12時

 「もっと詳しく知りたい 川勾神社」
     二宮町教育委員会 中山学芸員    川勾神社 二見宮司

 今回60名ほどのご参加をいただきました。蒸し暑い中、いつもながら中山学芸員の熱心な講話。
 川勾神社の鳥居下にある忠魂碑からスタート。最初の神社建立場所などに触れながら徐々に境内へ。
 今回は宮司の特別な計らいで、本殿を外から間近で見る場所へ案内いただいた。

 さらに、社蔵宝物を拝観。宝物は、雨乞いの神事に使う網石、田船、国府祭古地図に加えて龍の天井図。写真等で見た方は多いと思うが、宮司から写真撮影も了解され、大変貴重な機会を得られたと思います。

 町の指定文化財にもなっています。関心ある方は川勾神社のHPから詳細を確認下さい。
参加者の中には、50年前に川勾神社で結婚式を挙げた方や、拝殿を建てる際の大工をご先祖に持つ方などもおられ、聞き手側にも情報が詰まっていそうな感じが致しました。

補足:
二宮町には、誰もが気軽に訪れることができるインターネット上の郷土資料館、称して「バーチャル郷土館」があります。
バーチャル郷土館/二宮町ホームページ (town.ninomiya.kanagawa.jp)

川勾神社の文化財は、以下のページで紹介されています。
川匂地区の文化財/二宮町ホームページ (town.ninomiya.kanagawa.jp)

連続講座「もう一度、考える「小中一貫教育校」 二宮らしい学校づくり目指して」原 道子氏

 4月の講演に続き、今年2度目の原先生の講演会です。

 来場者はコミュニティースクールや教育委員会、学校の先生、保護者や地域の方々など、小中一貫教育校に関心の高い関係者も多く、町民センター2Aクラブ室は50名以上の熱気にあふれました。

 途中4回ほど行われたグループセッションでは、
・分離型小中一貫教育校の何が気になる?
・目指す子ども像は?
・この先どんな社会になっていく?
などのお題が出された。

 年代の違い、立場の違いを超えて自らの考えを出し合える貴重な時間は、これから町で本格的に始める議論へ向けてのキックオフ、ともいえるような情景となったのではないでしょうか。

 原先生は、小中一貫教育を個人的に推奨する立場、としながら、学校づくりは町づくりだからこそ、町民の願いや知見を集めることが大切であり、町全体で二宮の魅力ある学校づくりを進めるべきだ、と話されました。

連続講座「二宮の大地の特徴と自然災害」平田大二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長

 5月17日、二宮町町民センターで行われたゲンコミ連続講座には、神奈川県立生命の星・地球博物館館長の平田大二さんが登壇した。平田さんは地質学・岩石学の研究者で、演題は「二宮の大地の特徴と自然災害―足元から考える防災・減災」であった。

 講座への参加者は60名。定員を超えてからの申し込みに対しては、お断りせざるを得ない状況だった。

 講座は、地球の成り立ちから始まり、西湘地域や二宮町の地層について解説に至り、壮大な地質の話しと、まさに足元の話題が行き来することで、とても分かりやすいものだった。

 さらに自然現象と自然災害について、あらためてその発生のメカニズムと人間にもたらす影響が説明された。

 平田さんがこれらの解説の中で強調していたのは、人間には自然の営みを変えることはできないという、自然に対する謙虚な姿勢であった。そして自然と対峙するには、自然現象を私たちがよく知ることで、被害をより少なくすることが可能だ、ということだった。

  自然に対して、むやみに恐れることはなく、もちろん傲慢に対するでもなく、まず身近な自然の様子を考えて策を講じるという、現在の私たちに最も求められていることが納得できた。
 参加者からの質問も熱心で、平田さんはそれらの質問にていねいに答えられていた。

連続講座「法律係争から学ぶ生き方 生きる知恵」鈴木滋弁護士

5月14日に、一色小学校の地域交流ルームでのゲンコミ生涯学習部会による連続講座「法律係争から学ぶ生き方 生きる知恵」が行われた。講師は、百合が丘在住の鈴木滋弁護士である。

講座参加者は40名超、百合が丘社協は会合の時間を変更して民生委員や社協部会員の方なども駆けつけた。

鈴木さんは弁護士生活50年を超え、これまでさまざまな分野の案件を手掛けてこられた。

講座は、鈴木さんの若き日の失敗談から始まり、いくつかの案件の実例から出てきた教訓をそれぞれに示されたが、それはまったくお説教のようなものではなく、常に控えめで、やさしく、鈴木さんご自身がそこから多くのことを学んだ、という内容であった。

それぞれのエピソードの中に共通しているのは、誠意と人間への愛が生きる上でいかに大切か、ということである。

また、私たちの日常生活の中で、知っておいた方がいい法律の使い方や弁護士への依頼についても、身近な話題を提供してくださった。

「どの子も伸びる」に、50名超の参加者

 元気なコミュニティ協議会・生涯学習部会(山本正博部会長)が23日(土)、町民センターで開いた原道子講師の講座に、会場の定員ギリギリの参加者があった。講座のテーマは「こどもの多様性・どの子も伸びる」。原先生は、「画一的な子育てはだめ。その子の特性を尊重した育て方こそ」と、力説していた。

 この日は、ゲンコミの活動スタート第1回講座。関係者は事前の参加申し込みが多かったことから、隣室から机、椅子を運び込んで開始に備えた。案の定、町民センターでは最大の収容力がある2A会場(定員50名)がほぼ満杯になり、大きな盛り上がりを見せた。

 原道子講師のスピーチのポイントは以下の通り。
・こどもの伸び方、伸びるスピードはいろいろ。大人の期待値には必ずしも当てはまらない。
・「みんなと同じようにできて欲しい」「がんばりなさい、きっとできる」には限界がある。
・少数派の子どもたちにはその特性、良いところを見出し、そこを重点的に伸ばして強味にしてあげたい。

この記事は、廣上さんがFacebookに投稿されたものを転載しました(廣上さんの許可を得ています)。
オリジナルはこちら→二宮町一色小学校区地域応援隊 | Facebook
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当日のスナップです。橋本さんに提供いただきました。

二宮寅薬師めぐり

12年に一度の寅年に開かれる薬師如来の御開帳に参加した。
元気なコミュニティ協議会が、町広報で募集した12人の中に加わり、町内の4薬師堂にお参りするもの。説明役は町・生涯学習課の中山史奈子学芸委員。中里薬師堂→茶屋薬師堂→等覚院(山西)→二宮薬師堂(下町)の順に、約5キロのお参り散策。好天にも恵まれ、皆さんが満足気に散会した。
中でも、印象深かったのは茶屋薬師堂。普段は隙間から中をのぞく程度だが、この日は御開帳とあって3メートル近い立派な漆箔の如来像を正面から拝むことができた。
お参りの人には、地元の方々がていねいに接待されていたのもとてもありがたかった。

この記事は、廣上さんがFacebookに投稿されたものを転載しました(廣上さんの許可を得ています)。
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