連続講座:湘南のさくらを 最高に楽しもう

元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年3月25日(土) 10時~12時 町民センター2Aクラブ室

「湘南のさくらを最高に楽しもう」
  講師 勝山 輝男氏(元県立生命の星・地球博物館 学芸部長)

さくらの種類というのは実に多くあることを知りました。
桜の花が満開になる季節を選んでお話いただいたこの日も、丁度、会場の窓から見える桜はエドヒガンのしだれ桜でした。特にここからの1週間は皆さま、学び直した知識を基にお花見を楽しまれたことと思います。

サクラというのはバラ科。それぞれ馴染みある呼び名は和名であり、学名のラテン語になると学者によって分け方が違うため、実は図鑑によって書いてある属性が変わるらしいです。野生のものは10種類程度。名所に咲くサクラとして各地で知られるソメイヨシノ(染井吉野)は接ぎ木で増殖し、遺伝的に同じため同じ環境化で一斉に開花します。

箱根に多いマメザクラ、渓谷沿いに多いカスミザクラ、丹沢の方にあるチョウジザクラ、ピンポイントで見つけたヒマラヤサクラ。等々、紹介いただいた物は、桜らしからぬ桜もあり、季節も春に限らない。桜も多様性なのです。

ウキウキする楽しい講義となりました。

連続講座:もっと知りたい 相模国総社 六所神社

題目:「もっと知りたい六所神社」
日時:2023年3月12日(土)10:00-12:00
場合:相模國総社 六所神社(大磯町国府本郷935)
講師:柳田 直継 宮司・中山 史奈子 氏(二宮町学芸員)

 相模の國を治めてきた日本古来の神話の神々を祀る六つの神社…寒川神社、川勾神社、比々多神社、前取神社、平塚八幡宮、そして相模國総社六所神社。
 大化の改新以降の中央集権体制の國作りで国府に派遣された国司は、相模の國の有力神社を巡拝していたが、その負担軽減のために6ヵ所の分霊に国府近くの神社に集まってもらう習わしが始まったとのこと。これが県指定無形民俗文化財に指定されている国府祭(こうのまち)として伝わっている。
 柳田宮司に案内され、境内随所の散策と本殿や宝物、歴史遺産の説明を受けました。軽快な口調と神話の浪漫に吸い込まれ、時間を忘れて聞き入ってしまいました。今年は数年振りに相模の神々が集結する国府祭に行ってみようかな…

スマホ教室を開催します(4月~6月)

2022年度に引き続き、2023年度もスマホ教室を開催します。
4月~6月の受講生を募集させていただきますので、よろしくお願いします。

受講ご希望の方は、電話 050-7112-0797 までご連絡ください。
8名様を超える応募がありました場合は、抽選とさせていただきます。
7月以降も継続する予定でおります。

画像をクリックすると拡大表示(PDF表示)できます

4/22 生涯学習連続講座:施設分離型小中一貫教育校_スタート「にのみや学園」

 この4月は義務教育の新しい形「にのみや学園」のスタートです。これまでの町内3小学校、2中学校体制とは何が、どう違うのか。分離型から学校再編を伴う一体型への移行、不登校・ひきこもり、学力の向上――などなど。森教育長が中長期を見据えた教育課題への対応について説明し、参加者と直接対話する場を設けました。奮って参加してください。

と き:4/22(土)10:00〜12:00
ところ:町民センター 2Aクラブ室
講 師:森 英夫 教育長
参加費:無料
定 員:50名(申込多数は抽選)
主 催:一色小学校区元気なコミュニティ協議会 生涯学習部会

Web申込み https://forms.gle/bMiDabopbVHrRzzp6
メール申込み gakusyu@gen-comi.jp  お名前をご連絡ください。

画像をクリックすると拡大表示(PDF表示)できます

連続講座:介護サービスの新展開 小規模多機能介護とは

元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座

令和5年2月25日(土) 10時~12時 町民センター2Aクラブ室

「介護サービスの新展開 小規模多機能介護とは」
    講師 三枝 公一氏(一般社団 いつでもどうぞ代表理事)

二宮の百合が丘に小規模多機能型居宅介護施設が開所されます。小規模多機能居宅介護ってどんなことを大切にしているのかお話を伺いました。

これからも安心して家で暮らしたい、という思いはご本人にとってもご家族にとっても同じ思い。その思いを諦めないでほしい、と。自宅で継続して自分らしく生活することをあきらめないでほしい、と何度も繰り返し話をされました。

住み慣れた自宅や地域の中で家族や親しい人たちとできるだけ長く暮らすために小規模多機能型居宅介護があります。「通い」を中心に「宿泊」「訪問」のサービスを組み合わせて支援をしていきます。地域の中で自宅を中心にお風呂だけあるいは食事だけ利用することもできます。

とにかく在宅生活を支えるオーダーメイドのサービスを提供できるようですが、費用と人材には限りがあるので、支え合いの仕組みづくりも必要。そのためには地域の方が参加する運営推進会議によって、情報交換や情報の共有をしながら事業所が地域のつなぎ役として機能するように考える。介護サービス以外の楽しい企画でもどんどん多くの方に参加してご利用いただきたい、と。

何ができてもできなくても、一人一人の自主性が重んじられ、人の尊厳を守っていこうという姿勢で運営される事業はきっととても温かい居場所になると思います。楽しみですね。

やまゆり合唱団 令和5年度 新団員募集

 元気なコミュニティ協議会は全町内から、令和5年度のにのみや・やまゆり合唱団(団長前野昌利)の新団員を募ります。
 結成から7年目、二宮町を代表する指導者の下、さらなる充実を目指しています。 
 歌うことが好きなら、楽譜を読めなくても、合唱の経験がなくても大丈夫。地域を超えて交流し、心に響く大合唱を楽しみましょう!

 連絡先:
  ゲンコミ 音楽活動部会
  メール ongaku@gen-comi.jp
  電話  090‐7708‐2759(前野)

画像をクリックすると拡大表示(PDF表示)できます

(ゲンコミだより12号)講座28回 参加1,000名

ゲンコミだより12号を発行しました。
4月から実施している生涯学習連続講座が3月で28回、参加者は1,000名になる見込みと多くの方にご参加されている情報、および、スマホ教室の中心メンバー3名がデジタル庁の「デジタル推進委員」に任命されたことを掲載しています。
ご一読ください

画像をクリックすると拡大表示(PDF表示)できます

連続講座:絵図・旅日記に見る 江戸時代の二宮

元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年2月11日(土) 10時~12時 町民センター2Aクラブ室

「絵図・旅日記に見る江戸時代の二宮」
        講師 細井 守氏(元藤沢市藤澤浮世絵学芸員)

 江戸時代の二宮。
 江戸中期の観光用地図に示されている梅沢・おし切・等覚院・志本ミ(塩海)などは名所として記されています。
 二宮が誰の領分であったかが示されている図。ケンペル「日本誌」の道中図には、オランダ語でSyoomi(しおみ)・Medsava(うめざわ)と読める言葉が書いてあります。

 梅沢の“まつや本陣”を描いた絵からわかる日常の暮らし。藤巻寺の絵に書かれた「大なる藤有て、堂の四方を廻りて、仰山也とぞ」。
その時代に思いを馳せて重ね合わせながら想像する世界。

 細井講師は、「地域を識る~調べて面白がる」ということをしてみましょう、
面白いとは知っていることを再確認することである、と締めくくられました。

 今回は、調べてみると以外と絵図がある、というお話でしたが、浮世絵にもたくさんのヒントが隠されているとおっしゃいます。浮世絵からも説明いただける日を楽しみにしたいと思います。