元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年3月25日(土) 10時~12時 町民センター2Aクラブ室
「湘南のさくらを最高に楽しもう」
講師 勝山 輝男氏(元県立生命の星・地球博物館 学芸部長)
さくらの種類というのは実に多くあることを知りました。
桜の花が満開になる季節を選んでお話いただいたこの日も、丁度、会場の窓から見える桜はエドヒガンのしだれ桜でした。特にここからの1週間は皆さま、学び直した知識を基にお花見を楽しまれたことと思います。
サクラというのはバラ科。それぞれ馴染みある呼び名は和名であり、学名のラテン語になると学者によって分け方が違うため、実は図鑑によって書いてある属性が変わるらしいです。野生のものは10種類程度。名所に咲くサクラとして各地で知られるソメイヨシノ(染井吉野)は接ぎ木で増殖し、遺伝的に同じため同じ環境化で一斉に開花します。
箱根に多いマメザクラ、渓谷沿いに多いカスミザクラ、丹沢の方にあるチョウジザクラ、ピンポイントで見つけたヒマラヤサクラ。等々、紹介いただいた物は、桜らしからぬ桜もあり、季節も春に限らない。桜も多様性なのです。
ウキウキする楽しい講義となりました。