連続講座:絵図・旅日記に見る 江戸時代の二宮

元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年2月11日(土) 10時~12時 町民センター2Aクラブ室

「絵図・旅日記に見る江戸時代の二宮」
        講師 細井 守氏(元藤沢市藤澤浮世絵学芸員)

 江戸時代の二宮。
 江戸中期の観光用地図に示されている梅沢・おし切・等覚院・志本ミ(塩海)などは名所として記されています。
 二宮が誰の領分であったかが示されている図。ケンペル「日本誌」の道中図には、オランダ語でSyoomi(しおみ)・Medsava(うめざわ)と読める言葉が書いてあります。

 梅沢の“まつや本陣”を描いた絵からわかる日常の暮らし。藤巻寺の絵に書かれた「大なる藤有て、堂の四方を廻りて、仰山也とぞ」。
その時代に思いを馳せて重ね合わせながら想像する世界。

 細井講師は、「地域を識る~調べて面白がる」ということをしてみましょう、
面白いとは知っていることを再確認することである、と締めくくられました。

 今回は、調べてみると以外と絵図がある、というお話でしたが、浮世絵にもたくさんのヒントが隠されているとおっしゃいます。浮世絵からも説明いただける日を楽しみにしたいと思います。