ゲンコミだより21号を発行しました。
・県営二宮団地コミュニティルーム・広場での活動に必要な器具・備品購入のために宝くじ助成を申請
・空き家対策補助金の決定
・やまゆり合唱団の活動
を紹介しています。どうぞご覧ください。
連続講座:戦後78年 語り継ぐ戦争体験
元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座報告
令和5年8月12日(土) 10時~12時
町民センター2Aクラブ室
「戦後78年 語り継ぐ戦争体験」
講師:藤田氏 吉成氏 善波氏 高木氏 氏家氏
(戦時下の二宮を記録する会)
講師メンバーは90歳前後となる方々。昨年「これで最後ですよ」と言われながら今年も語っていただいた。
話の内容は、戦時下に小学生だった二宮の暮らしや疎開先でのお話でした。
戦闘機は2,3日に一度は来るので、今日はB29だ、艦載機だ、グラマンだ、と子どもの予想が当たっていた。
ラジオ放送の情報は遅かった。押切りの塩工場で天秤棒で海水を汲んでいる時に機銃掃射から慌てて逃げた様子。
相模湾上陸に備えて兵隊さんがたくさん来た。住民は兵隊さん達に空き部屋を寝泊まりできるよう貸していた。兵隊さん達が掘った陣地は仕事用のためで、住民が避難する穴は自分たちで掘った。ある日水平線に見た一直線の連合艦隊。卒業証書への思い。
また、父の仕事で京城(現ソウル市)へ転居したのだが、その後巻き込まれた太平洋戦争から5年後に貨物船で日本に引き揚げるまでの事をパワーポイントにまとめて下さる方もいた。
炎に包まれた巨大な建物が陥落する時の美しさ、光る飛行機がキレイだった、など
子ども達の目線はある意味純粋で、残酷なものもそのまま目にしながら後からその意味を知る。
戦時下の二宮を記録する会は、二宮で出会ったメンバーが当時の話を聞き集め洞窟陣地などを探し当てながら6冊の体験集と1冊の写真記録集をまとめている。
中でも“ひとずく 第5号 二宮の洞窟陣地”は、第16回日本自費出版文化省・地域文化部門に入選している。
この先、体験から語られる言葉を直接聞ける機会はそう多くない。
ゲンコミが一色小学校でスタートした講座から今まで続けさせていただけることに感謝をしたい。
やまゆり里山音楽祭 10/14(土)ラディアン
(ゲンコミだより20号)やまゆり里山音楽祭 10/14開催
連続講座:一燈会の老人福祉施設見学
元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年7月29日(土) 10時~12時 一燈会ザ・プライム(開成町)
「社会福祉法人 一燈会の老人福祉施設見学」
講師 石川裕一郎施設長ほか
この回は、百合が丘地区社協部会と合同で開催されました。
今回は開成町にある施設4か所をめぐり、一気に様々なタイプを見て研鑽を重ねる良い機会となりました。
二宮町を9時に出発し、現地では3グループに分かれて各施設を順番に説明対応いただいた。
①介護付き有料老人ホーム/サービス付き高齢者向け住宅 ザ・プライム
②住宅型有料老人ホーム ザ・プライム開成みなみ
③グループホーム はなの路
④地域密着型介護老人福祉施設 メゾン・開成
の4施設。
③のグループホームは共同生活の温かみが出ていて定員18名、中庭のある建物ではどの部屋からも採光がよい。④の地域密着型も比較的ゆったりと空間をとっているように感じました。
このメゾン・開成は特別養護老人ホームの地域密着型のため、開成町の方がお入りになれる施設です。
①はマンション暮らしの感覚で入居できる施設。立地環境を生かした屋上の足湯や展望風呂があるところもあります。
②は介護と医療と地域が融合した複合施設として、住宅型有料老人ホームのほか、短時間型デイサービスでは自費で受けられるリハビリや個別トレーニングメニュー、病児保育室、訪問看護ステーションと共に24時間365日介護サービス対応もする。
湘南ベルマーレとも提携し、ベルマーレの選手がここで働く時間もあり選手の可能性ややる気を引き出している。
現在建設中の施設もあり、地域は益々住みやすい環境が整えられていくようだ。
連続講座:エリザベス・サンダース・ホーム 澤田美喜女史の ひととなり、仕事
元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年7月22日(土) 10時~12時 澤田美喜記念館(大磯駅前)
「エリザベス・サンダース・ホーム 澤田美喜女史のひととなり、仕事」
講師:武井 久江氏(語り部の会、あこ代表)
7月に開催した2回の講座は大盛況で、定員を超えてのお申し込みがありました。
町外に出て現場を見ながらの講座も関心の高い内容であることがうかがえます。
さて澤田美喜氏ですが、最初に見せて頂いた映画では、澤田美喜がエリザベス・サンダース・ホームを立ち上げる時の決心や心の揺れなどがわかりました。
澤田美喜生涯において残した3つの業績は、
1.エリザベス・サンダース・ホームの設立
2.ホームの子どもたちが通う学校、聖ステパノ学園の設立
3.隠れキリシタン遺物の収集
だそうです。
澤田美喜は三菱財閥の3代目総帥、岩崎久彌の6人兄弟の長女として明治34年に誕生。結婚相手は外交官、澤田廉三。
結婚を機にキリスト教に入信したこと、ロンドン駐在で出会った孤児院ホーム、三菱グループの教えである、名を残すより国や人々のために事業を行う考え方、息子の戦死、叔父が持っていた大磯の別邸、外交官夫人として培った人脈。
などなど、その人生の後半を、戦後の混血孤児救済活動に捧げるためのレールは整っていた、
とも言える豊かであり数奇である運命を背負う澤田美喜さんのお話。
講師の武井氏は実に細やかに整理された内容を、澤田美喜さんへの愛と温かさを持って
お話された。
「ママちゃま」と呼ばれ慕われた澤田美喜さんのことが、この夏テレビ放映されるとのこと。
《ぼく達は戦争を知らない 女性たちの戦争》
8月13日(日) テレビ朝日
13時55分~15時20分
案内人:SixTONES 松村北斗
9/16生涯学習連続講座:吾妻山で探そう 秋の渡り鳥
海に近い低山の吾妻山は、越冬地へ移動する夏鳥などの中継地。吾妻山が中継地になっているわけ、その特徴を30年間にわたる観察記録をもとに分析。代表的な渡り鳥のヒタキ類を中心に、この地で休息し、栄養補給する鳥たちを紹介する。併せて秋の渡り観察に適した場所、観察のツボを披露する。
と き:9月16日(土)10:00〜12:00
ところ:町民センター 2Aクラブ室
講 師:斎木 邦弘 氏(二宮野鳥の会顧問)
参加費:500円
定 員:50名
主 催:一色小学校区元気なコミュニティ協議会
Web申込み https://forms.gle/4T9dVeJ4QLqPXcFJA
メール申込み gakusyu@gen-comi.jp お名前と講座名をご連絡ください。
(ゲンコミだより19号)県営CR 宝くじ助成申請へ
9/23生涯学習連続講座:地図でたどる二宮の変遷
二宮の郷土史をテーマにしてきた講師はこの間、古文書、地誌を読み、関連文書を収集してきた。講座ではその中心をなす地図や絵図40種以上をパワーポイントや会場内掲示で紹介。江戸から今日までの域内の盛衰、産業、文化、生活の変遷を多面的に語る。
“にのみや”を、深く知る、めったにない機会です。
と き:9月23日(土)10:00〜12:00
ところ:町民センター 2Aクラブ室
講 師:露木 泰彦 氏
参加費:500円
定 員:40名(申込多数は抽選)
主 催:一色小学校区元気なコミュニティ協議会
Web申込み https://forms.gle/3GDZqKY5P3tL6U1V9
メール申込み gakusyu@gen-comi.jp お名前をご連絡ください。