元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座の報告です。
令和6年9月21日(土) 10時~13時(懇談会あり) 県営なのはなハイツ集会室
「まず、覗いてみよう 老人ホームの上手な選び方」
講師:又木 京子氏(社会福祉法人 藤雪会理事長)
又木さんはどうしてこの仕事をしたのか。
それは「働く人たちを作りたかった」。最初に良い物を作って広まればそれが制度になりそれが福祉サービスになる。
という考えの元、法人藤雪会では高齢事業部6施設、子ども事業部では9施設を展開しています。
そのうちの一つは同じビルに、子育て、高齢介護、障害児デイなどを入れて、働く現役職員の年齢層が18歳~80歳と幅広い。
利用者も職員も交流があって、とても豊かな時間を過ごせる場所のようです。
又木さんは事業主ながらもお一人様暮らしを勧められました。
誰もが住み慣れた地域・自宅で暮らしたいはず。そして今は介護が必要になってもひとり暮らしできるサービスが整ってきている、と。
そのうえで「それでも施設をさがすなら」と、施設のお金のかかり方、施設が必要な時、施設を選ぶ条件、などなど、
施設暮らしを考える時の参考ポイントをお伝えいただきました。ナルホド!の中身は説得力あるものでした。
実に多彩な経験を持つ又木さんの人生観からあっさりとそして深い、何より誰にとっても身近な話を聞く機会ができました。
この講座に感じた方は若返ったのではないかと思いますよ。