友情の山・山野草観察に150人

 3日(火)に行われた友情の山・「キンランを観に行こう‼」(友情の山部会主催)に町内から約150名の入場者があった。好天に恵まれた祝日とあって開門前から人の列ができ、午前中だけで100名を突破するほど。一色小グランド隅の駐車スペースは終始、車で埋まっていた。
 今年の山野草観察会の売りは絶滅危惧種のキンランがふんだんに咲いていたこと。その黄色い小さな花は友情の山全域に広がり、株数も40近くに達した。これまでは中央付近に固まりがちで、一昨年来の下草刈りや大枝切りなどがプラスに働いたのかもしれない。さらに、初めて2株のギンランが見つかったこともうれしいニュース。来年はどうなるか、注目される。
 ただ、惜しむらくは開花中の山野草の種類がさほど多くなかったこと。友情の山にはキンラン、ギンランを含め10種類近くの稀少種が生育している。次年度には、写真や表示板を設置するなど、希少種、絶滅危惧種の存在がもっとよくわかるような工夫が必要と思われる。子供たちにもよくわかるように。
なお、まだ背丈は小さいものの、ここの売り物のヤマユリは順調に育っていることが確認できた。7月後半の群生開花が楽しみだ。

この記事は、廣上さんがFacebookに投稿されたものを転載しました(廣上さんの許可を得ています)。
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