連続講座:老人ホームの最新事情

元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座

令和4年9月17日(土) 10時~12時 町民センター

「老人ホームの最新事情」~いざという時のために~

  講師:月岡 祐一 氏

 株式会社ケア・ドウから月岡さんを講師にしてお話いただきました。

 老人ホームは開設されて127年、歴史の始まりは女性限定だった。ということだそうです。

 その後、養老院→養老施設→特別養護老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホームという変遷をたどりました。時代とともに長い背景がありますね。

 老人ホーム、と一言でいっても、公的と民間の区分けがあります。公的施設には、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、軽費老人保健施設、ケアハウス、というのがあり、民間施設には、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、シニアマンション、などがあります。

 入居の検討には様々なきっかけと利用目的があるため、種類の検討をしたらパンフレットで確認し、最低でも3件は直接見学することがお薦めとのこと。見学の際は、入居者の表情や食事内容、スタッフの対応を見ておくこともポイントで、金額の安さや高さだけで選ばないことも肝心だ、とアドバイス。コロナ禍ではオンラインによるレクレーションも好評だ、とか、家賃前払いプランについても紹介されました。

 自治体では地域包括支援センターが相談にのりますが、民間でもこういった無料の紹介相談窓口としてケア・ドウさんのようなところもありますね。