連続講座:徳洲会 湘南大磯病院

元気なコミュニティー協議会(ゲンコミ) 生涯学習連続講座
令和5年6月3日(土) 10時~12時 町民センター2Aクラブ室

「徳洲会 湘南大磯病院」
    講師 島田 英雄氏(湘南大磯病院長)

 1984年に開院された東海大大磯病院は、今年3月から「医療法人徳洲会湘南大磯病院」として新たな経営母体に変更し、地域の総合病院として看板を掛け変えた。
県下56市町村の高齢化率ランキングで6番目に入る二宮町。大磯町は8番目。
島田院長は、中郡は高齢化率最前線にあり、状況の先取り対応をする必要がある、と。

 湘南大磯病院の役割として、急性期、回復期、在宅医療の支援等すべてのサイクルに関与して、“急性期機能を持った地域コミュニティーホスピタル”を目指す。ことにある、と話されました。

 他にも、湘南大磯病院で受診できるのはどのような科があるのかなど、島田院長のお話は1時間ほどで、後半は来場者からの質問に丁寧に答えていただきました。
・紹介状は有無に関わらず普通に来てほしいが初診料は変わる。
・シャトルバスは駅じゃない場所の乗降も考えたいが、利用者の声を聞きながら進めたい。
・介護・医療相談室については、2名体制で行っていて二宮や大磯と情報連携している。
・医者は3分の1が東海大から残っているが、それも以前からローテーションしながら診療にあたっている。
・診察カードの番号はそのまま東海大当時のもので中身は引き継げる。
などなど。

 村田町長からも、小児科の対応の幅や日数を増やしてほしいこと、婦人科も長年望んでいることなどが院長に伝えられました。
 島田院長ご自身のお体にもご自愛いただきながら長く医療のお仕事を続けて欲しいと思ったひと時でした。